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この製品はFRP防水ライニングに使用する2液性（促進剤入り）の軟質ポリエステル樹脂ベースにパラフィンが入っているトップコートです。
骨材も混入されておりますので、バルコニー、ベランダ、屋上、外廊下、プールサイド、ボートのデッキなど歩行を必要とする床面に塗布すれば滑り止めになります。
柔軟性がありクラック（ひび割れ）が入り難く、切断性が良く表面潤滑性に優れて耐候性も抜群です。
インパラ樹脂は硬化後は表面にワックスの膜が張られてコーティングされるので表面はベタつきません。
防水層表面保護の仕上げに使用して上から上塗りすることはできません。
あらかじめ促進剤が入っていますので硬化剤を添加するだけで使用できます。
希釈せずに硬化剤を混ぜて通常1回塗りで直接塗布します。
作業性が高く硬化後の収縮も少なく仕上がりも綺麗な為、多くのFRP防水業者に使用されています。
公的にも認定、規格化されて民間、公共事業問わず幅広く採用されているコンパック工法に使用されている、非常に優れた入手困難な防水用のトップコートです（ゲルコートとトップコートの違いはこちら、FRP防水工程はこちら、全国コンパック工業会とコンパック工法はこちらでご確認下さい）。

火元から離れた直射日光の当たらない場所で、極力寒暖差の少ない時間帯にお使い下さい。
トップコートの重量に対して1％の硬化剤が別途必要で、添加の際はよく攪拌してお使い下さい。
硬化剤添加量の多過ぎはクラック（ひび割れ）、収縮、反りの原因となります。
硬化中に水分、油分、埃などゴミを含むと硬化不良を起こして強度不足の原因となります。
厚さ0.3～0.5mm程度となるように均一に塗布して下さい（厚いとクラックが発生し易くなります）。
充分に硬化させて下さい（硬化不良でFRPを積層すると表面にチジレが発生し易くなります）。
風通しのよい冷暗所に保管して開封後はお早めにお使い下さい。
スチレンの臭気がありますので作業の際には必ずマスクを着用して下さい。
また作業の際には必ず手袋、ゴーグル等保護具を着用して下さい。
その他取扱説明書の注意をよく読んでお使い下さい。