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ローラーブラシは、大きく分けてFRP樹脂を塗布する（ナップ・スポンジ）或いは脱泡する部分、コアー部分（芯）、ホルダー部分（ハンドル）の3点に依って形成され、これらの組合せにより様々なブラシができあがります。
この製品のハンドル部分は当店で販売しているローラーハンドルと同じもので、特殊なプラスチックエレメントを固定して、積層用ローラーカバー、脱泡用ローラーカバーを差し込むだけのワンタッチで脱着交換ができ、作業中にローラーカバーが抜けることもなく、軽量で作業効率の向上に役立つように設計されています（通常のスパイラル、キャタピラ型ローラーはネジ止めで固定されている為、取替えや洗浄するときは都度ネジを外す必要があり、大変手間がかかります）。
スパイラル型で最高級の豚毛を使って豚の持つ天然の風合を生かして作られ、生地の腰が強くガラス繊維をつき穿して脱泡効果が高く、比較的広い面積を効率よく脱泡でき（標準では鉄ネジ型、狭い面積やアール面の小さな入り隅角や凹部の細かい作業には鉄ドラムタイコ型等が最適です）、作業性が高く仕上がりも美しい、FRP脱泡専用のローラーセットです。
豚毛なので樹脂等の薬品に溶けることはありません。
耐久性も高いので、アセトン等でこまめに洗浄すると長くお使いただけます。
作業性が高く多くのFRP業者に愛用されているプロ仕様の非常にハイグレードな脱泡用ローラーです。
脱泡処理は樹脂の積層では必ず必要となりますので（空気が入ったまま硬化してしまうと硬化不良の原因となり、製品の強度に影響がでます）、脱泡道具は必ずお使い下さい。

一度に何層も積層すると奥の気泡が脱泡できませんので、1度の積層は2ply程度迄とし、充分に脱泡した後に次積層を行って下さい。
脱泡作業はあまり強く押しつづけるのではなく、ゆっくりと数回気泡の上を前後に転がして空気を抜いていきます。
ローラーの軸に樹脂が固着すると回転しなくなりますので、こまめにアセトンで洗浄するかつけ置きして下さい。
作業の際には必ず手袋、ゴーグル等保護具を着用して下さい。